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「私が答えたくなるような質問してよ」
また無茶を言うな、と思いつつ、考えてみる。
「ここは何処でしょう?」
「・・・」
返答無し。ハズレだったようだ。
「窓の外を見て。お迎えがきているわ。私ができるのはここまで。もしかしたら最後に会えるかも。」
最後?最期?さいごってなんだ?
「持っていきなさい」と言って彼女は何か板のようなものを差し出した。
「パスポートみたいなものよ」
反射的にオブジェを受け取る黒須。
受け取ると黒かったパターンが金色に変化した。
(このオブジェは H et H の作品なのだろうか?)
振り向くと外には光る眼を持った巨大な何かがいた。
そして彗星が流れるのが見えた。
「うわっ!」
強力に引っ張られるような感覚があったかと思うと、外に引き出されて、その巨大なものの前に立っていた。
【注釈】
これは急展開。いやそもそもそうか。
謎の女性。そして巨大なもの。手渡されたオブジェ。
オブジェは何か意味があるのだろう。単なるマクガフィンかもしれないが。
と、物語内でマクガフィンをマクガフィンと言及するのも反則か。
そもそもこれは物語*なのだろうか?
*物語とはなんなのだろうか?
これは急展開。いやそもそもそうか。
謎の女性。そして巨大なもの。手渡されたオブジェ。
オブジェは何か意味があるのだろう。単なるマクガフィンかもしれないが。
と、物語内でマクガフィンをマクガフィンと言及するのも反則か。
そもそもこれは物語*なのだろうか?
*物語とはなんなのだろうか?