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memoream

R-6-1


渡された鍵は6本。
どう使うのだろう?

数字の順番通りに事は進んでいる。

考えながら進むと、そこに子供が立っていた。
男なのか女の子なのかわからない。中性的な印象の子供だ。

「鍵は6本だよね。何か6と対応するものわかる?」
こちらの疑問を先読みするように聞いてきた。
「何だろう。Melencoliaで『6』と関係するもの。。鍵以外にあるかな。。」

「よく思い出して。見方を変えるんだよ。Melencoliaで一番重要なもの。」
「一番重要なのは天使のはずだが、自分にとっては多面体が一番気になるが。」
「その多面体の見方を変えてみようか」

(メランコリアの多面体を正面から見ると六角形に見える。)
五角形+一つの角。
8に裏付けられた6。6角形は5角形を内包し五角形は五芒星を内包する。

「そうだね。」
いつの間にか鍵が空中に浮遊してあるべきところに収まっていく。
五角形の内部に通路が開く。

「このはしごを持っていきな。」
其の梯子のミニチュアは7段。これもちゃんと収まった。

 

【注釈】
ここではプット―が登場している。Melencoliaではプット―は一見画面内で目立たない位置にいるが実は画面の中心であり重要度は高い。
手前の天使からパースペクティブ的には縮小版になっている。
何かを書きつけているが、何を書いているのか。ここでは何かを書くことによってそれを具現化する能力があるようだ。
黒須の受け取った鍵を次に繋げるための手助けをしている。
鍵を使う鍵穴を出現させるとともに、次の次のステップに進むためのはしごも示唆している。