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渡された鍵は6本。
どう使うのだろう?
数字の順番通りに事は進んでいる。
考えながら進むと、そこに子供が立っていた。
男なのか女の子なのかわからない。中性的な印象の子供だ。
「鍵は6本だよね。何か6と対応するものわかる?」
こちらの疑問を先読みするように聞いてきた。
「何だろう。Melencoliaで『6』と関係するもの。。鍵以外にあるかな。。」
「よく思い出して。見方を変えるんだよ。Melencoliaで一番重要なもの。」
「一番重要なのは天使のはずだが、自分にとっては多面体が一番気になるが。」
「その多面体の見方を変えてみようか」
(メランコリアの多面体を正面から見ると六角形に見える。)
五角形+一つの角。
8に裏付けられた6。6角形は5角形を内包し五角形は五芒星を内包する。
「そうだね。」
いつの間にか鍵が空中に浮遊してあるべきところに収まっていく。
五角形の内部に通路が開く。
「このはしごを持っていきな。」
其の梯子のミニチュアは7段。これもちゃんと収まった。